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占星術実例 適職

 

 

  占星術を使うと個人の適性がよくわかります。自分に適した仕事をしていないと人間は幸福になれません。 なぜかというと人間は成長する存在であり、自分の個性を生かし、それを磨き上げながら社会に貢献することを通して自然な生き甲斐が入るからです。そこで生まれた時間の分かる人は12のハウスに分割が出来るので自分の生まれた時のネータルチャートからかなり詳しく適性を割り出すことができ ます。このコーナーではその実例をいくつか扱ってみましょう。

  まず最初はある男性のネータルチャートからこの男性がどういう仕事に向いているかを分析してみます。 (チャートの図は欧米の占星術専門家がよく使うソーラーファイアー Solar Fire を使っています。)

 

例1

 

 

2ハウス、6ハウス、10ハウスで職業を見ます。一般に2ハウスは収入、6ハウスは雇用、勤め、社会に奉仕する仕事、10ハウスは自分で結果を出したいライフワークとして見 ます。この人の場合、適性を見るのに重要なのはライフワークの10ハウスと、太陽や土星のいる位置を重視します。  

   ハウスは左の水平線から時計の反対周りに1ハウス、2ハウス・・・と続き12ハウスまであります。ハウスに分割するにはいろいろな方法がありますが、日本で比較的ポピュラーなプラシーダスハウスよりも、76年頃に開発されたコッホハウスの方が優れているように思われ ます。実際、緯度の高いところで生まれた人はコッホハウスでやらないとハウス分割が相当にいびつになるのです。この人の場合もコッホハウスでやらないと10ハウスの惑星が9ハウスに行ってしまって見えなくな ります。

  さてこの人の場合、月と火星が10ハウスにあります。占星術ではそれぞれの惑星は支配する星座があり、月が支配する星座は蟹座です。この人の蟹座は12ハウスにあり、12ハウスの意味する、無意識界からの直観的なエネルギ−が10ハウスに向かって流れ込んでい きます。もう一つの火星が支配する星座は牡羊座である。この人の場合、牡羊座は9ハウスにあるので、9ハウスの元々の象意、射手座の意味する学問的なエネルギ−が10ハウスへと流れ込んでい ます。これらを統合した宗教哲学がこの人のライフワークとなるべきです。

  占星術では太陽も月も惑星として扱います。10ハウスに入っている惑星が2つぐらいだと分かりやすいのですが4つも入っていると混乱して、どれを使ったらいいか本人にも分かりにくくな ります。何をしていいか分からないという人はこういうケースが多いのです。

 

 

   地方の国立大学を出て文部科学省で公務員をしている女性。自分の職業が今のままでいいのか迷っています。ここでみると文部科学省の仕事は、たいして向いているほどではない。天秤座に 惑星5つも集まっているので、ふつうは天秤座に関連した仕事がいいのではないかとなるがそうはなりません。10ハウスはほとんどが蟹座で建築関係が向いています。10ハウスにある土星が支配している山羊座が4ハウスにあり、 4ハウスは蟹座の定位置です。土星は元々職業を示す惑星なのでそれが支配している山羊座が4ハウスにあるということは決定的になります。ハウスは12に区分されていますが牡羊座から始まる 12の星座が、それぞれのハウスの定位置を占めています。牡羊座からみて4番目が蟹座であるから4ハウスは蟹座の影響を受けるのです。その蟹座の定位置である4ハウスが 職業では建築を表しています。その4ハウスにある月の支配する星座が例1に示したように蟹座であり、実際の蟹座のいる10ハウスであるから、また建築へと循環している。このような強い循環関係があるとどうしてもその分野の仕事はエネルギーが流れるので惹かれやすい のです。
  そこで大学の時に何を専攻していたかを彼女に聞くと建築科であったということでした。つまり建築は好きで、どうしても気になる分野だったので建築科へ進んだというごく自然な成り行きで す。 10ハウスの土星と4ハウスの月のオポジションがあるため時々不安定にはなるが、この人の天職は設計・建築関連の仕事が自然なエネルギーに乗ってやりやすい仕事と言うことにな ります。 2/15

 

 

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