占い師も使うバーナム効果の基本知識と使い方

占い師も使うバーナム効果の基本知識と使い方

皆さんはバーナム効果という言葉を聞いたことがありますか?バーナム効果という言葉を聞いたことがなくても、ほとんどの人が知らないうちに体験しているのではないかと思います。

実はこのバーナム効果、営業や占いなどで効果を上げることができ、それを使うことで営業や占いをよりスムーズに進めることができるのです。

では、占い師にかかせないバーナム効果とはどのようなものなのか詳しくご紹介しましょう。

バーナム効果とは?

聞き慣れない言葉ですが皆さんもきっと体験したことがあるはずです。バーナム効果とは、一般的に誰にでも当てはまりそうな曖昧な言葉を言ったのに、その言葉がまさに自分のためだけに言われて当たっていると思い込んでしまう現象のことを言います。

バーナム効果の由来は、1956年にアメリカの心理学者が、アメリカの興行師・展示館経営者であるフィニアニス・テイラー・バーナムの「誰にでも当てはまる要点というものがある」という言葉から名付けられた理論とされています。

誰にでもあてはまる質問に対して自分のことと思いこんでしまうこと

バーナム効果とは、誰にでも当てはまることを言われたのに、その言葉が自分だけにピタリと当てはまっていると勘違いしてしまう現象のことを言います。

バーナム効果によって、この人は自分を理解してくれている。とても信頼できる人だと思い込み、その人の話は全て正しいと錯覚を起こしてしまいます。

心理学用語のひとつ

バーナム効果は、心理学用語のひとつで、これを使うことにより相手から信用されることが多いです。

そして、自分の良き理解者だと勘違いをしてその人のことを信じきってしまう ということになります。それにより、その人が言ったことは何でも正しいと思って、信じ切ってしまうということが起こります。

占いで使われるバーナム効果

占いで使われるバーナム効果にはどのようなものがあるのでしょうか?血液型占いや性格診断などが、高いバーナム効果を生むことができます。

血液型占い

バーナム効果が効果的に発揮されるものに、血液型占いがあります。日本人は血液型が豊富にあり、また型にはめて安心したいと言う人の心理が働いているので、血液型判断を信じる人がとても多いです。

例えば、A型の性格だと「マメで気配りも上手く、誰とでも合わせることができ協調性がある。和気あいあいとした雰囲気を大切にする。」などといろいろ言われています。

幾つも挙げられている性格の中で、ひとつふたつでも自分に合うものがあれば、そうなんだ当たっていると妙に納得してしまうことがありませんか?

バーナム効果では、一部の言葉の誰にでも当てはまる性格を、自分だけに当てはめられたと勘違いし、その全てを信じることがあります。特に、自分が何型だからこんな性格だと安心したい人ほど血液型診断を信じる傾向にあると言えます。

また、血液占いを信じているのは日本人だけだとも言われ、科学的根拠もなく心理学の研究でも血液型と性格の因果関係を示す結果はでていないようです。まさに、バーナム効果なのでしょう。

性格診断

人は誰でも一言では言い表せないいろいろな面を持っています。

例えば、性格診断などで 「ドラマチックな一面も持ち合わせています。」と言われた場合、この「○○な一面がある 」という曖昧な表現に注目してください。逆にドラマチックな一面を全く持ち合わせていないという人はほぼいないのではないでしょうか?

つまり、ほとんどの人がその性格に当てはまるということになるのです。それなのに、「それって私のことだ!凄い、当たってる!」と勘違いしてしまっているのです。

バーナム効果の例文

人の心理を上手く使ったのがバーナム効果ですが、バーナム効果と言ってもまだピンとこないという人も多いと思いますので、具体的な例を挙げてみましょう。

「悩みがありますね?とても繊細な人ですね。優しい人ですね。」

バーナム効果の例として、占いに来た人に対して、誰にでも当てはまりそうな曖昧な言葉を投げかけることがあります。

そもそも、占いに来た人は何かの悩みがあって来る人でしょう。それなのにこの言葉を言われた人は、その言葉が当たっている!どうしてわかったのだろうと思い、あたかも自分のことを言い当てられたと勘違いしてしまう場合があります。

これがバーナム効果と呼ばれるものです。特にポジティブな言葉は信じ込みやすいものです。

「几帳面な面もあれば、一方で大雑把な面もありますね?」(対極)

人間の性格には二面性があるので、普段の印象と逆のことを言われると、本当の私のことを分かってくれていると一気に信頼度が上がります。

「あなたは負けず嫌いなので人に頼ろうとしません。しかし、人との繋がりをとても大切にしています。」

この場合も同じで、その人の二面性を言ってどちらかに当てはまっていれば、もう片方の性格の自分に当てはまっているかもしれないと信じるようにすることができます。

バーナム効果による心理の変化

人の心理を突いて、バーナム効果を効果的に使うことによって、今までもし警戒していたとしてもそういう閉ざされた心が信頼へと変わっていきます。

言葉を言ったひとに対して信頼感がうまれる

占いの時にバーナム効果を使えば、相談者は占い師が自分のことをよく理解してくれていると勘違いします。それによって、自分の本質をいい当てたのだと思い込み、信頼を寄せる心を開いてくれることでしょう。

投げかけられた方は「自分のことがよく分かっている」と思いこむ

誰に対しても当てはまる言葉なのに、バーナム効果を使うことで相談者は占い師のことを 自分のことをよく分かってくれていると思い込んでしまいます。

占われた方は占い師を理解者と感じる

バーナム効果にかかれば、勘違いをして占い師を自分の良き理解者だと信じてしまうのです。

バーナム効果を使うときの注意点

バーナム効果は、会話の中でとても効果的なものですが、間違った使い方をすると不信感を与えたり、相手に疑問を抱かせたりという逆効果になる場合もあります。そうならないように効果的に使う注意が必要です。

曖昧な言い回しの多様は占い師として不信感を与えかねない

バーナム効果は、その性質上どうしても少し曖昧な言い回しが多くなります。そのため、上手に使わないと、相手に不信感を与えてしまうこともあります。

上手な使い方は好感を与え、下手に使うと詐欺と捉えられることもある

バーナム効果を上手く使えば好感を与えることができ、自分の思うように事が運ぶかもしれません。

しかし、度が過ぎる使い方をしてしまうと詐欺だと思われてしまう場合もありますので、注意が必要です。

占い師も使うバーナム効果の基本知識と使い方のまとめ

バーナム効果という言葉をあまり聞いたことがないという人は多いかもしれません。しかし、バーナム効果は、占いや営業などでよく使われていますので、バーナム効果を体験したという人は多いでしょう。

バーナム効果は一種の心理的効果で、誰にでも当てはまることを言われたのに、相手のことを自分の良き理解者だと信じてしまい錯覚を起こしてしまうことを言います。

そのため、占い師だけではなく、営業マンなどにとっては、とても役に立つ効果的な心理方法だと言えるでしょう。

しかし、もし逆の立場だとしたら、その言葉を鵜呑みにしないで冷静に考える必要があるかもしれませんね。