ルーンタロットと一般的なタロットの共通点と違いとは?

カードを使ったルーン占いをルーンタロットと呼びますが、一般的なタロットとなんだか似ているようなそうでないような、カードを使うということと偶然選んだカードで読み解くという点は同じですよね。
また、ルーンタロットには、古代北欧のルーン文字が書かれていて、タロットにはさまざまな絵が描かかれているというところが少し違う点でしょう。
今回は、ルーンタロットと一般的なタロットの共通点と違いについて詳しくご紹介しましょう。
ルーンタロットとは?
ルーン占いでカードを使って占う場合をルーンタロットと呼びます。
一般的なタロットカードと同じようにカードを使って占いますが、ルーンタロットはルーン文字、タロットはそこに描かれている絵の意味で読み解いていきます。
ルーンカードを使った占いをルーンタロットと呼ぶこともある
ルーンカードを使った占いをタロットとの共通点から、ルーンタロットと呼ぶこともあります。
しかし、同じ絵柄や文字が使われているわけではないので、カードで読み解くという共通点だけが一致しているのです。
ルーンカードもタロットカードと同じように売られている
ルーンカードもタロットカードや他のオラクルカードと同じように売られていますが、タロットなどに比べると品数は少ないでしょう。
書店などでは店頭に並んでいない場合もあるので、ネット購入が一番おすすめです。
ルーンタロットと一般的なタロットの共通点
ルーンタロットや一般的なタロットは、偶然選んだカードからのメッセージを読み解いていくものです。どちらもカードを使いその時に選んだカードから意味を読み解いていくという点が共通点ともいえます。
また、カードに正位置と逆位置が存在するという考えは同じだといえるでしょう。それぞれの意味のとらえ方に注意してメッセージを読み解いていきましょう。
どちらも卜術(ぼくじゅつ)
偶然的に引き出されたカードの絵柄から意味を読み取って占う
偶然的に選び引き出されたカードの意味を読み取って占うという点では、どちらも卜術(ぼくじゅつ)といえます。
誕生日や名前などで占うわけではないのに、偶然選んだにもかかわらず必然的な意味を持っているのでしょう。
卜術にはほかに、易などもある
卜術には易などもありますが、易占いの基本は中国の易経(えききょう)という書物からきています。易占いは、筮竹(ぜいちく)と呼ばれている棒で占いますが、最近では入手困難なためサイコロを使うことが多いようです。
ワンオラクルやスプレッド(展開法)で引いたカードの絵柄や配置、組み合わせによって占う
ルーンタロットや一般のタロットは、どちらもカードで占うのでカードの配置の仕方などに多くの共通点があります。
どちらも占いなので似ている点があっても当然ともいえます。
ルーンもタロットも過去・現在・未来など時系列で占える
ルーンタロットも一般のタロットも過去、現在、未来など時系列で占うことができます。
また、シンプルなワンオラクルでの占いやスプレットでの占いもどちらも可能ですね。カードを使うという点で、多くの共通点はありますが、読み解く内容は違うといえるでしょう。
ルーン占いとタロット占いの違い
ルーン占いとタロット占いは、どちらもカードを使うので似ている点もありますが、カードに描かれているものは全く違うものになります。ルーン占いにはルーン文字が書かれていて、タロット占いのカードにはさまざまな絵が描かれているのです。
また、カードの枚数やカードの作られた背景にも違いがあります。
ルーンカードとタロットカードは絵柄、カードの枚数が違う
ルーンカードとタロットカードは、カードの絵柄と枚数に大きな違いがあります。
ルーンカードは、古代北欧のルーン文字をメインとしたカードで、タロットカードは、人生のプロセスや日常生活に基づいた絵柄のカードになっています。
また、カードの枚数にも違いがあり、ルーンカードは、24種類と何も書かれていないカードの合計25種類からなっています。タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の合計78枚にもなります。
一般的なタロット占い
一般的なタロット占いに使われているカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の合計78枚です。各カードには神秘性のある絵が描かれ、深い意味が込められています。
また、どんな占い方をするかによって占いに使う枚数を変えることもできます。シンプルな占い方なら大アルカナ22枚だけで十分問いかけの答えを導き出すことができるでしょう。
全部で78枚のカード
<22枚の大アルカナ+56枚の小アルカナ>
タロットカードの大アルカナは22枚あり、人生のプロセスにおける象徴的な場面が描かれています。
例えば、大アルカナの遇者には、遇者、蝶、白いバラ、崖などが描かれていて、「新しい始まり」を意味しています。
また、小アルカナは56枚あり、杯、棒、剣、金貨の絵が描かれています。小アルカナは、人生の特定の状態などを表しています。
カードには神秘性のある絵が描かれていて、意味が込められている
タロットカードには、神秘性のある絵が描かれそれぞれに意味が込められています。大アルカナでは、私たちの人生のスタートを遇者と見立て、あらゆる試練や苦難を乗り越え経験を積んでいきます。
カードに記された深い意味を読み解いて占います。
ルーン占い・ルーンタロット
ルーン占いは、ルーン文字が書かれたカードを使うことからルーンタロットとも呼ばれています。
カードに書かれたルーン文字には、それぞれ意味があり質問に対する答えを読み解いていきます。
また、ルーン占いはカードだけでなく、9本の小枝やパワーストーンなどを使って占うこともできます。
25枚のカード
<24のルーン文字+ブランクルーン>
ルーン占いは、24種類のルーン文字が書かれたカードとブランクルーンと呼ばれている何も書かれていないカードの合計25枚で占います。
ブランクルーンには何も書かれていませんが、しっかりと意味があるので他の文字と同じように読み解くことができるのです。
カードにはルーン文字が書かれていて、ルーン文字ひとつひとつが意味を持つ
カードには、古代北欧から使われていたルーン文字が書かれていて、そのルーン文字のひとつひとつが意味を持っています。ルーン占いの質問の答えをルーン文字の意味から読み解いていきます。
スプレッドでは、ルーンカード以外に、ルーンストーンを用いたドローイングもある
スプレッドでは、ルーンカードで占う以外に、水晶などのルーンストーンを用いたドローイングもあります。ルーンバッグにルーンストーンを入れて、そこからルーンストーンを選ぶことでストーンに記された意味でメッセージを読み解いていきます。
占い方はスプレッド以外にも9本の小枝を投げるキャストもある
ルーン占いの方法のひとつに、白い布(キャスティングシート)を敷いてそこに9本の小枝を投げるキャストもあります。キャスティングシートの上の小枝を見てルーン文字を探して占います。
ルーンタロットと一般的なタロットの共通点と違いとは?のまとめ
カードを使ったルーン占いをタロットに似ていることからルーンタロットと呼ぶことがありますが、ルーンタロットと一般的なタロットには、共通点と相違点の両方があります。共通点は、どちらもカードを使った卜術だということです。偶然選んだカードが質問の答えになります。
また、相違点は、ルーンタロットがルーン文字から読み解くのに対して、タロットはカードに描かれている絵から意味を読み解いていかなければいけません。
そして、ルーンタロットが25種類あるのに対して、タロットは合計78枚になります。
ルーン占いはカードだけでなく、9本の小枝やパワーストーンを使っての占いもできます。これらを使えば、少し違った占い方を楽しむことができるでしょう。
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