カバラ数秘術にとって0とは?特別な意味と特徴を解説

カバラ数秘術にとって0とは?特別な意味と特徴を解説

「0」の一般的な定義としては「何もないことに対応する自然数」ということですが、数秘術、特にカバラ数秘術にとっての0は特別な意味をもっています。

「宇宙のすべてが数の法則に従う」というピタゴラスの思想では、数というのは量をあらわし、量は形をあらわすものでした。

そんなピタゴラスから発展した数秘術であるピタゴラス式では、0に特別な意味をもたせていません。1~9の自然数が基本にあって、ゾロ目のマスターナンバーも0もなく数式があるのみです。

しかし、神秘主義思想のカバラでは、あの世という概念があるので、量や形をもたない「0」という数字の意味づけも、しっかりされています。

数秘術における0

数を扱う数秘術では、もともと0を実際に占いに使うことはありません。0は「何もない」「存在しない」ものとして扱っています。

しかし、計算式の途中にでてくる0の要素を取り入れて占いに使うこともあります。幅広い知識をもっていた方がいい占いでは、0の意味や特徴も理解しておいた方がいいでしょう。

0はあの世の数字 存在しえない

量があって形がある、この世の出来事を占うのが占いです。そのなかで「0」は、量も形もないので占いの対象にならない、存在しえない、あの世の数字です。

しかし、カバラの神秘主義思想のなかでは、あの世を認め、あの世と精神でつながる考え方もあるので、「0」は神秘的な、スピリチュアルな数字として意味づけされています。

基本的に「0」という数字はない

カバラ数秘術でも単数としての「0」は、厳密には数字として扱っていません。あえていえば、概念に近いものです。

しかし、他の数字と結びついて計算式の途中にでてくる0は、数字としての0として扱っていて、意味づけしています。

数秘術で0をもつ人

数秘術では、計算式に0がでてくる人を「数秘術で0をもつ人」といいます。そういう人は、0の数字がもつ意味の影響を受ける人です。

生年月日を単数で全て計算したとき、1+9、5+5などで10となるひと

数秘術では運命数をだす時、生年月日を単数にしてすべてを足して一桁まで求めていきます。その計算式の途中の数字の組み合わせで、10という数字がでてくる人は「数秘術で0をもつ人」になります。

10は一桁の数字にすると、1+0=1になって運命数は1。

(例)2000年1月7日生まれの人は、すべての単数を足すと10。一桁にすると1。

20や30の数字がでてくるひと

誕生日で20日生まれや30日生まれの人も「数秘術で0をもつ人」です。

また、計算式の途中で20や30の数字がでてくる人は、一桁にする時、数字の0を足すので「数秘術で0をもつ人」になります。

(例)1990年1月10日生まれの人は、すべての単数を足すと30。一桁にすると3+0=3

0以外の運命数でも、数字に0が関わる

計算式の途中に0がでてくることで、0のもつ意味の影響を受けることになります。「数秘術で0をもつ人」は特別な場合として、記憶しておく必要があります。

他にも2000年生まれや10月10日生まれのような生年月日自体に0が含まれる人も、0のもつ意味の影響を受ける人です。

数秘術0の意味

数秘術において「0」は、潜在的な能力や霊的な資質をもつスピリチュアルな数字として意味づけされています。

無の象徴

何もないことに対応する数字が0ですから、無の象徴を意味します。心を無にするという意味もあるので、スピリチュアルな世界では、目に見えないものという意味合いが強いです。

リセット

0は始まりをあらわす数字でもあり、終わりをあらわす数字でもあります。こういう意味から物事のリセット、切り替えを意味します。

光、浄化

リセットは浄化、光のイメージにもつながります。いままでの経験をリセットすることで、心の浄化ができて新しく旅立てます。

無限

0は始まりも終わりもないので、無限という意味も含んでいます。無限の可能性という前向きの意味もあります。

瞑想

0はスピリチュアルな数字として「瞑想」とも関係があります。瞑想をして心を無にする、というのはよくいわれることです。

原点

数学ではグラフの原点は0であらわします。精神的な原点も0のイメージで、新たなスタートを意味します。

高い霊性

マスターナンバーと並ぶぐらい高い霊性をもっています。特に、数式や生年月日に0が何回もでてくる場合は、霊的なインスピレーションをもっていることになります。

終焉

終焉は辛い出来事の終わりという明るい場合も、人との別れという辛い場合もあります。

「0」が持つ性質と特徴

「0」の性質としては、霊性やインスピレーション、直感力をもっている数字であること。特に、0の前の数字に影響を及ぼす、といわれています。

「0」の特徴としては、単独では数秘術では使われないこと。数字の組み合わせでしか「0」はでてきません。

潜在的な能力や霊的能力がある

潜在的な能力や霊的な能力は、インスピレーションや直感として理解されます。数秘術で0を持っている人は、インスピレーションや直感で物事を判断したり、選択したりします。

「0」への成り立ちに意味

数秘術では、計算式の数字の組み合わせで「0」が生まれます。

しかし、生まれる過程、成り立ちにはいろいろな場合があって、それぞれ意味が違ってきます。

・1と9のひとの場合

1と9の組み合わせで「0」が生まれる人の場合のキーワードは、アイディア、無意識。1のオリジナリティー重視の傾向と、自分の世界をしっかりもっている個性的な9の結びつき。

直感力が優れていてアイディアが豊富ですが、無意識層から生まれてくるものなので、形にしにくく、なかなか人にわかってもらえません。

・2と8のひとの場合

2と8の組み合わせで「0」が生まれる人の場合のキーワードは、両極端、コントロール。

穏やかな2と、運命数のなかで一番パワフルな8の結びつき。

両極端になりがちな感情に左右されるので、コントロールできるといい結果をだせます。

・3と7のひとの場合

3と7の組み合わせで「0」が生まれる人の場合のキーワードは、内面、見つめる。

努力家の3と一匹狼の7の結びつき。

答えは外にあるのではなく、自分の内面を見つめて行動に移すようにします。努力も惜しまないので、いつのまにか実力がついています。

・4と6のひとの場合

4と6の組み合わせで「0」が生まれる人の場合のキーワードは、理想と現実。

安定感のある4と理想をめざす6の結びつき。

高い理想と現実の安定のなかで、葛藤が生まれがち。自分の心に問いかけることで、本当に自分が欲しているのはどちらか、がわかってきます。

それぞれを紹介、解説しましたが、基本は「数秘術で0を持つ人」は「0」を大切に扱って、自分の直感やインスピレーションに耳を向けることです。そうすることで、自分の行動の指針や本当にやりたいことがみえてきます。

カバラ数秘術にとって0とは?特別な意味と特徴を解説のまとめ

カバラは古代ユダヤの神秘主義思想のことで、カバラ数秘術はカバラから占術として発展しました。ピタゴラス式は数秘学という学問の要素が強い数秘術ですが、カバラ数秘術は神秘性を重要視したスピリチュアルな占術として現在まで続いています。

1~9までのルートナンバー、ゾロ目のマスターナンバー、そして、今回の「0」、程度の差はありますが、どの数字にも神秘的な意味づけをしているのがカバラ数秘術の特徴です。

「0」は無や終焉、あの世など暗いイメージにつながる意味もありますが、リセットや原点、スタートといった意味も含む数字です。

それぞれの数字の出し方や意味を覚えて、できるだけポジティブにとらえていくことで、より深い占いができるようになっていきます。