個人年運数でわかる今年の自分の運勢。知って得する解説

カバラ数秘術は、簡単な計算方法で、自分の前世や現在の姿、未来の目標まで占うことができます。さらに、カバラ数秘術で、その年の自分の運勢(年運)も簡単な計算方法で知ることができます。それが、個人年運数とよばれるものです。
毎年、お正月を迎えると、今年はどんな年になるのだろうか、と思いながら、おみくじを引いたり、お賽銭をあげて、いい年になるようにお願いしますね。カバラ数秘術は、そういう気持ちまで数字を使って占っていきます。
個人年運数とは?
個人年運数とは、気になる年の自分の運勢(年運)を、数秘術で占って得られる数字のことです。
数秘術では9年周期のサイクルで運気のリズムがある、と考えられていて、得られた自分の個人年運数の数字の意味で、気になる年の自分の年運がわかります。
数秘術の創始者はピタゴラスで「宇宙のすべては数字であらわされる」の言葉どおり、大事な自分の年運も数字でピッタリあてることができます。
特定の年の自分の運命がわかる個人年運数
特定の年の年運がわかると有利なのは、今後、何年間かの行動の予定が立てられることです。
9年単位の周期のサイクルの何番目にいまいるのか、がわかるわけですから、残りの年数で何をするか、何ができるか、具体的に計画できます。1年1年を充実した年に過ごせます。
また、1回、年運を調べておけば、毎年、9年サイクルのどこにいるのか、順番でわかるわけですから、個人年運数は知っておくと便利で役に立つ数字です。
個人がもつ運命のサイクル
ただ、個人年運数の意味は、おみくじのように今年は吉か凶か、ということではありません。個人がもつ人生のサイクルのどこに自分がいるのか、がわかるものです。
1から始まって9までの年の、何年目に自分がいて、どういう行動をとったらいいか、行動の指針を教えてくれる数字です。
周期サイクルとの違い
個人年運数も周期サイクルも9年サイクルの考え方なので、とても似ています。ただ、違いは把握しておきましょう。別個に考えるのではなく、周期サイクルも念頭に置きながら、個人年運数の数字の意味をみていくことをおすすめします。
周期サイクルで人生の流れがわかる
周期は個人の人生だけに関係するのではなく、社会全体の流れにも関わるものです。個人的な年運というものではなく、社会的年運ともいえます。
影響を受ける期間は1月1日~12月31日までの1年間です。
個人年運数で知りたい年の自分の運勢を知る
今年はどんな年になるのか、気になる年の運勢が分かるのが、個人的な年運、個人年運数です。個人の運勢なので、影響を受けるのは誕生日から誕生日までの1年間になっています。
個人年運数の算出方法
個人年運数の算出方法は、他の数字の算出方法と同じで、簡単な足し算の計算式で求められます。こんなところも数秘術の良さです。
調べたい年(西暦)+誕生日の年月日を一桁になるまで足します。
個人年運数の計算方法
1990年4月30日生まれの人の、2021年の個人年運数を計算します。
まず、2021年を単数に変換します。
2+0+1+9=12 一桁まで計算して1+2=3
次に、生年月日を一桁になるまで足します。
1+9+9+0+4+3+0=26 一桁まで計算して2+6=8
この2つの数字を足した数が、個人年運数になります。
3+8=11 11はマスターナンバーなので一桁まで計算しない数字ですが、1+1=2として「2」の影響も受けます。
個人年運数がもつ意味
個人年運数の、それぞれの年運の意味をみていきましょう。
1の年は「発展」「スタート」「種まき」
新しいことに挑戦するのにいい年です。種をまくには一番いい年ですから、行動を起こすことがカギ。
2の年は「協調」「受容」「焦らず待つ」
受け身になって人と協調するのが大切な年です。良い人間関係をつくることがカギ。
3の年は「創造」「活動」「活躍」
1年目で蒔いた種も発芽し、双葉になってぐんぐん成長していく年。活動的になる年です。
積極性がカギ。
4の年は「安定」「落ち着き」「足固め」
植物の成長でいえば雑草をとって成長を助けてあげる年です。ふりかかってくるいろいろな問題を解決することがカギ。
5の年は「変化」「自由気まま」「成長」
変化を余儀なくさせられるかもしれないので、変化の波にのれるかどうか、がカギ。
勇気をだして方向転換することも必要です。
6の年は「愛情」「調和」「花が咲く」
まわりの人と仲良く愛情をもって接することがカギ。
植物も手のかけ具合で、きれいな花が咲いたり枯れたりします。
7の年は「休息」「自分のメンテナンス」「瞑想」
外に向かいがちな意識を自分の内面に向かう内省がカギ。充電期間です。
8の年は「充実」「収穫」「パワー全開」「成功」
目標を決めてエネルギーを全開して取り組める年。目標を達成しやすい年でもあります。
9の年は「完結」「終着」「手放す」
9年サイクルの最終の年。新しいことはしない方向。断捨離がカギ。次の9年にむけての準備期間でもあります。
さらにマスターナンバーの年運もあります。
11の年は「直感」「動揺」「人間関係の悩み」
気持ちが揺れ動くことも多く、悩み多い年でもあります。直感が冴える年でもあるのでインスピレーションで行動することがカギ。
22の年は「大波乱」「大きな夢」
すごく悪いか良いか、極端になりがちな年。大きな夢が実現するかもしれません。
33の年は「激動」「ターニングポイント」
ターニングポイントとして、次のサイクルに向けて準備しましょう。
ピタゴラス式の数字の意味も知っておくと便利
カバラ数秘術を知れば知るほど他の人の数字も気になるようになって、教えてあげたくなります。
ですが、大切な人の人生に占いは関わるわけですから、幅広い知識や経験は絶対、必要です。
カバラ数秘術に並ぶぐらい有名なピタゴラス式の数字も、知っておいた方がいい場合もでてくるでしょう。
ピタゴラス式の数字の特徴は、奇数が男性の数字、偶数が女性の数字であることと、ぞろ目のマスターナンバーがないことです。
そして、数字は1~9ではなく1~10になっています。
1.理性
2.女性
3.男性
4.正義・真理
5.結婚 (2の女性と3の男性を足して結婚の意味になっています)
6.恋愛 (2の女性と3の男性を掛け合わせて恋愛の意味になっています)
7.幸福
8.本質
9.理想・野心
- 完全・宇宙
カバラ数秘術の数字と比べてみるのも面白いですね。ピタゴラス式の数字で一番キーとなる数字は「8」です。
「ドレミファソラシド」の8つの音階を発見したのもピタゴラスといわれています。
個人年運数でわかる今年の自分の運勢。知って得する解説のまとめ
カバラ数秘術のなかでも個人年運数は、気になる年の運勢をピンポイントでみることができるので、とても役に立つ数字です。
人生の運気の波を理解して、自分がどんな行動をとればいいか指針にもなりますし、結婚や就職、転職などのターニングポイントでの有力なアドバイスとしても利用できます。自分が本当に気になる数字というのは、何よりも今年の自分の運勢ですよね。
カバラ数秘術を勉強していくと、その年の運勢だけではなく、その年の1月~12月の運勢や、その日の運勢まで知ることができるようになります。他にも相性数や姓名数という数字を利用して、相性診断もできます。ここまでくると、まわりの人にも十分に相談にのってあげられます。
知れば知るほど、他の人にも教えてあげたくなるのがカバラ数秘術です。
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